障害者あるある失敗話その9 薬で痛い目をみる

服薬のイメージ 障害者あるある失敗話
服薬のイメージ

精神科に通院するようになると、医師から薬を処方されて服薬するようになるわけですが、病気を抑える効果を得る代わりに、結構どぎつい副作用に悩まされる方も多いのではないかと思います。また、薬が身近になりすぎて、試しに使ってみた薬で痛い目にあうこともあるかもしれません。今回はその例をいくつかご紹介いたします。

私はジプレキサを服用していますが、割とこの薬になってから一番ひどい時期は脱した感があったのですね。それでも万全というわけにはいかず、ふとしたことで調子を崩し、出先で具合が悪くなって惨めな気分で帰ってくることも多かったです。オフ会で名古屋に行ったときなんかは、いざオフ会が始まろうという時にもう具合が悪かったので、本当に散々だったわけです。

幹事を引き受けていたこともあり、正直どうするんだよ? とパニックになりましたが、会場のカラオケでとにかく歌いまくったら、多少調子が戻ったのです。不思議なことですが、統合失調症の本にもカラオケで発散することでいい影響が得られる、と書かれていました。オフ会は盛況に終わり、なんとか私は最大の危機を脱しました。

そういうこともあって、自分の今後に深い疑問を抱いていた私は、30歳を過ぎた頃に減薬に挑戦してみたんですね。それも割とうまくいって、ようやく今くらいの体調に戻ったわけですが、ある一定の量まで減らした時に、激しい離脱症状に襲われたのです。

離脱症状というのは、服用していた薬物を抜いた際に起こる反動のような症状のことです。ジプレキサというのはどえらい強い薬なので、離脱症状のインパクトは相当なものでした。

俺は健康になるんだー! と念じながら、一週間くらいろくに寝られないのを我慢していたのですが、あまりに睡眠を取らなかったため見事に風邪をひきました。結局いくらか薬は元に戻しましたが、一時期、結構ボロボロでした。正直危ない賭けだったと思います。再入院する危険だってあったはずです。減薬に成功したのは、長年の治療で軸ができていたのか、元々適量がきっちり存在していたのか、わからないですけどね。

つい最近も、夜飲むはずのジプレキサを間違って朝飲んでしまい、あまりの眠気に午前中を潰しました。明らかに頭がぼーっとするので、せっかくの休日が台無しだと泣きが入ったものです。

私はなにか大きな失敗をすると、くよくよ気にして夜中遅くまで眠れないということが結構ありました。それでそういうときは睡眠薬を使えばいいのではないかと思い、試しに一番弱い薬を処方していただいたのですね。

しかしこれもまた散々でした。変な眠り方するから全然疲れは取れないわ、目は痛くなるわ、抜いた後も四日間くらい体の不調が残るわ、薬というのは真に必要だからこそ仕方なく使うものだと気づかされました。

下手に使うと痛い目にあうってのはちょっと話が出来すぎだなと思いますが、実際のところ薬なしに生活していくのは難しいと思います。医師と深く話し合った上で、必要な薬をなるべく把握しながら、上手いこと治療して自分を取り戻していきたいものですね。

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